中身公開(コンクリート編)もいよいよ佳境に。。。
現場はこのようになっています。
(これは2階の床になります)

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コンクリートの中身拝見!
代表的な部分の紹介をしたいと思います。
まずは壁!

もうお解かりですね、白のポチポチ。
これがあの!打ち放しコンクリートのポチ!です。
そして床!

右と左で鉄筋の間隔が異なっているのが判りますか?
右の下にある部屋は広くて柱のない大空間ですのでこのように変えています。
実はコンクリートの厚さも20cmと15cmの二種類で計画しています。
次は階段!

こんな風に鉄筋を組みます。
施工の方法にはいろいろな方法がありますが、今回は精度を高めた施工を行うために階段に蓋をして打つことにしました。
下の写真が蓋した後の状態です。

次はコンクリートの庇を上から見た状態です。
こちらはあまりコンクリート圧力がかからないので蓋をしないでおきます。
※コンクリートを打ったときに確実に上部をコテで均すことが出来ます。
先端部に小さい加工部があります。
これは完成したコンクリート庇を薄く繊細に見せる為の工夫です。

屋上の雨を下に落とすための穴部分(ルーフドレンと呼びます)も、このときに一体的に施工します。

コンクリートの中身、お解かりになりましたでしょうか?
最後にコンクリートを流し込む際に型枠が破裂しないように組んでいる部分を御紹介!
※組み方によっては破壊してしまうことも時々あるので、細心の注意が必要です。
1階からコンクリート屋根部分を見ると

これでもかあ!!!というぐらいにサポートします。
また壁の外側のサポートも下の写真のようにチェーンを使ってすごいことになっていますね。

これでいよいよコンクリート打設に挑むことになります。
今回はコンクリート打ち放し仕上げなので、特に打設時間と硬化速度とのバランスを見ながら打設することになります。時間にムラが出るとコールドジョイントという縞模様が出てしまいます。
これで、コンクリートの中身紹介は終了です。
次回はコンクリート打設と、型枠の取り外しなどもアップしてみます。
最後まで読んで頂き、有難うございました。
またお付き合いくだされば幸いです。
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テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2010/02/09(火) 18:52:32|
- A邸
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