2ヶ月+αぶりのアップです。
周辺にあった足場も解体されて外観が見えてきました。

今回は1階の屋上コンクリートの防水についてです。
ここは屋上テラスと植込みになります。
続きはこちら
屋上コンクリートの防水についてです。
学校の屋上などでも良く体験されたこともあるかと思います。
そう、あのアスファルト防水です。
今回は防水に断熱性能を含めた仕様を採用しています。
屋根の温度はとても高くなります。そこで、屋根のコンクリートに熱を貯めないように断熱材をコンクリートの上に設置する工法です。
いわゆる「外断熱」になりますね。
経過を追います。
まずはコンクリートの屋根で天窓のあるあたりです。

ここにアスファルトの防水(黒い防水材を流します)を流し込んで、その上に断熱材(これは「スタイロフォーム」と言えば馴染みあるかと思います)を敷き詰め、その上に白い網状の絶縁シートを敷きます。
この白いシートは「フラットヤーンシート」と言って防水や断熱をコンクリートから保護する役割です。

良く見ると光る小さいぽちぽち金具がわかりますか?
これはこの上に敷く金網を固定する為のものです。
金網を敷くとこんな感じに。

テラスになる部分の屋根のあたりでも同様です。



アップで見るとこんな感じですね。

今週 梅雨入り前に最終のコンクリートを打設して建物の外回りの完成!!!となります。
次回からはいよいよ内装や設備についてのを報告します。
今エコポイントで話題になっている分野などは当然なのですが、
過大設備に頼らない工夫(熱交換で床下と天井をつないで冬の暖気を無駄にしない工夫)や強い西日からの保護(ロケット先端にも使われている遮熱材の建築への応用)はたまた現場でつくる大きな天然断熱サッシなどなどをわかりやすく報告してみます。
請うご期待下さい!
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テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2010/06/07(月) 12:16:44|
- A邸
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