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「強・用・美」ハイブリッド構造ってどう?

今年から創めたぶろぐ「設計者の目」で和歌山の住宅の建設解説を始めたところ、「何故、木造とコンクリート造と鉄骨造を組み合わせた計画なのですか?」「ハイブリッド構造って何ですか?」との問い合わせを沢山頂きました。

もちろん適材適所で計画を進めてきた結果なのですが、もう少し半意識的?に考えていたであろうことをお伝えしようと思います。

※「ハイブリッド構造」・・・聞き慣れない言葉ですが、私が住宅設計する上で便宜的に使っている建築構造の呼び名です。専門用語では木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、その他の構造等々、いろいろな構造を使う「混構造」にあたりますね。

詳しくはこちらへ


ハイブリッド構造、なかでも一階を鉄筋コンクリート造、二階を木造にした住宅には現在叫ばれている住宅の長寿命化に対するひとつの回答になるのでは、と考えています。
それは、モノとしての建物の長寿命化のみならず、生活スタイルの変化に対応できる可能性があると考えているからです。


住宅、なかでも戸建住宅を購入する動機は殆どが子供の成長期に発生します。つまりは家族として最大規模になったときに購入されているのです。
その後、徐々に子供たちは自立して数年後には夫婦だけもしくは夫婦の親との同居生活に。。。その後は夫婦のみ。。
これが一般的なケースのようです。

このころになると2階は収納室になってしまい、殆ど階段を使うことも無くなっています。


そこで想うことは、

2階に部屋を自由な間取りで増やし、子供夫婦と同居(増築)できれば良いな。

あるいは2階を全て撤去して広い屋上菜園に(減築)できないかな。


などなど。。。


それには生活に合わせて住宅を自由自在に変形できるという条件が必要となります。
この自由度の高さが、長年築かれた御近所との人の交流などの社会環境、あるいは自然環境を保ちつつ新たな生活に対応できるのではないかと思います。
もちろん、鉄筋コンクリート造は耐震、耐火、音響、温熱の性能に優れていることは言うまでもありませんが。

コストの問題も、時間と共に成熟した環境に価値を認める人々も徐々に増えてくれば、ヨーロッパのように土地の価値のみならず住宅の価値も評価されて、十分回収できると考えています。


「何故、ハイブリッド構造なのですか?」に対して。

そこに暮らす人が長年培った生活習慣や環境を維持しつつ、新たな生活の変化に容易に対応できる住宅になるのではないかと半無意識?に考え、ハイブリッド構造で計画しているのだと思います。


もちろん、クライアントさんの要望条件をひとつひとつ解決した上での結果でもあることは言うまでもありません。
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テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2010/02/09(火) 21:53:39|
  2. 強・用・美
  3. | コメント:0
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